元気玉ですかね、例えるなら。いや元気玉よりもっと拘束力が高いか。「みんなオラに、残ってる力全部わけてくれー」ってなもんでしょうか。CPUは普段まったく全力を出していません。タスクマネージャーを見てみるとわかりますが、ブラウジングしている程度なら、5%ぐらいです。95%はサボタージュしているわけです。CPUが100%使うときなんて、動画をエンコードしている時とか、フリーズしそうになっている時ぐらいのものです。その、使っていない95%を「なんか有意義な事に使えばいいんじゃね?」ってコンセプトのソフトです。
BOINCとはBerkeley Open Infrastructure for Network Computingの略で、世界中の95%を集めて、さまざまな事を解析する分散コンピューティングソフトウェアです。30%使ってたら70%を解析に、50%使っていたら50%解析にと残ってる分を使うので、PCが遅くなるって事は無いはずです。体感的にも感じませんでした。昔にも、白血病の治療薬を作るためにたんぱく質を解析するUD Agentとか、宇宙からの電波から優位信号を解析しようというSETI@homeなんかがあったのですが、それらは個々にソフトを用意して、ばらばらにやっていたわけですが、それらをまとめてやってしまおうというソフトです。なので、複数あるプロジェクトから自分の興味のある事を解析できます。具来的には、
・地球外知的生命体探査
・タンパク質の立体構造予測
・気候変動シミュレート
・自転する中性子星を探索
・HIVの新しい候補薬の特定
・11次元までの一般化された2進数系の探索
などなど、宇宙人探しなどわかりやすいのか、一体全体何を調べたいのか分からない物も含め50前後のプロジェクトが存在します。世の中は、こうも処理能力が必要とされているんですね。ざっと見た感じやはりまじめな感じのプロジェクトが多いですね。それが分かったところで意味が無いとか、そもそも意味が無いプロジェクトがあってもいいと思います。例えば「バターを塗ったトーストはどちらの面を下にして落ちるか『Murphy@home』」「世界中で上り坂と下り坂はどちらが多いか?『ONAZIDARO@home』」とかどうでしょうか?
UDやSETIの頃から思ってたんですが、解析している画面がいいですよね。SETIなら電波を解析している風な画像が、ゲノム解析ならそれっぽいモデル図みたいな奴がぐるぐる回ってる解析画面が表示されます。スクリーンセーバーとして表示することも可能。本当に今解析している対象の画像なのかは怪しいとは思いますが、そんなこと重要じゃないんですよ。気分の問題なんです。この解析している感がいい。
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SETI@home解析画面 |
ヒトゲノム解析画面 |
| レビュアー: Masa さん | 掲載日: 2007/12/21 | お勧め度: |
これ使ってると世の中の役に立っているんだという気になれます。
それはいいんですが、使えば熱暴走のリスクが格段にあがるので注意。
冬場はいいとしても夏場に風通りの悪く空調の効かない部屋で使っていた場合、
ほぼ確実に落ちます。気をつけてください。
| レビュアー: 観測者 さん | 掲載日: 2007/11/13 | お勧め度: |
近年のパソコンは処理が高速化しており本来の性能の数%しか使っていない。そのような無駄にあまった処理能力を有用に使うことができる。スクリーンセーバーのセンスもよく立ち上がりも遅くはない。
しかし,パソコンの熱暴走には注意を払う必要がある。通常設定ではCPU稼働率が100%となる。設定をいじくり最大稼働率を変えることができるので自分のパソコンに合わせた設定をすることをおすすめする。
| レビュアー: ジダネ さん | 掲載日: 2007/11/02 | お勧め度: |
僕は完全に頑張ってます。
BOINCのお陰で、エロサイト見る間、ただ温暖化に貢献しているのではなくて
科学にも貢献してるんだって思えるようになりました。
ありがとう!