私ねメーラーのレビュー書くの苦手なんですよ。だってアレじゃないですか、メーラーって基本的にやってる事は一緒(メールの送受信)で違いが少ない。多くのメーラーが3ペインを採用していて見た目も大差無し。まあ、メーラーっていうジャンル的に差別化がし難いのは仕方が無いとは思います。メーラーに求められるのって、何万通溜め込んでもサクサク動作とか、アカウント横断検索機能とか、詳細なメール振り分けルール作成可能みたいな、良く言うといぶし銀、悪く言うと地味なのが多いじゃないですか。メーラーって左にアカウント一覧、右上にメール一覧、右下にメール本文表示って基本的な形は、ほぼ固まってしまっていてあと求められるのは、基本性能の向上、細かい部分の使いやすさ向上など地味は道しか残されていないわけです。地味故に伝え難い、だから「この機能失禁もの」とか「新しいパラダイム上のソフトだ」とかわかり易くてキャッチーなレビューになりづらい。ああー困った奴だよ、お前は。
さて今回紹介するPochyも紹介文書き難いです。最近の流行のベイズ推定によるスパムフィルタとかIMAP対応とかが、あったら書きやすいんですが、残念ながらついてません。メーラーとしての基本的な部分は抑えた渋〜いつくりのソフトです。飾りっ気なんか微塵も無し。特徴はオープンソースな所ですかね。ライセンスはGPL。関係無い話ですけど、なんかGPLってダークサイドなイメージありますよね。多分、「GPLのソースを拝借してるのにソースを公開してないとは何事か!」みたいな事件の時に注目されるんでネガティブなイメージがあるのかな。その感染力故の悲劇です。志は高いと思うんですけどね。
インターフェースは個人的に好きです。分かりやすいアイコンだし、下にはバシッと日本語で「受信」「送信」って書いてありますからね。いい。結構メーラーってその辺り分かり難いのが多いと思うんですよ。他人のPCで使い慣れないメーラーを扱う時メールの受信をどこからすればいいのか迷う事がよくあります。受信したくてもなんだかよく分からないアイコンでどこ押したらいいか解らなかったり、OEに至っては「送受信」とかなってるし。送信なのか受信なのかどっちやねん、私は別に関西の人じゃないけど、どっちやねん。別に受信だけでいいのに。
このインターフェースの問題点は、新規メール作成が「執筆」になってるところですね。執筆って…、「なんか小説でも書いた方がよろしいんでしょうか?」って気になってしまってさあ大変。ついつい長文になってしまいますよ。あと、設定項目が一部iniファイルを直接エディタで編集する必要があるのが難点。エディタで設定するのが好きな人もいるかもしれませんが、取っ付きやすさを考えるとGUIで設定出来た方が有利かと。