多摩川源五郎氏がVisual C++で作った「xPadie」をDelphiに移植した減色ツールです。Padieとは腹違いの兄弟みたいなもんです。まさに減色のスペシャリストなんですよ。この子から減色を取ったら何も残らないんですよ。そのかわり減色だけは誰にも負けたくないんですよ。
私が普段減色するのは、スクリーンショットがほとんどです。林檎の木を初めて何年もずーっとPadieを使ってました。フリーで強力な減色が可能なPadieを愛してすらいました。でも、人の心は脆く移ろいやすいもの。永遠に(ネバー)続くと思われた関係が崩れ始めました。どっかでYukariの存在を聞きつけスクリーンショット用に使ってみたんですが、どうもPadieよりYukariの方が出て欲しい色になるような気がする。いや、スクリーンショットに限れば確実に綺麗にできる。例えば、ブラウザの赤いシイタケ(停止ボタン)なんかPadieで少なめの色で減色すると、くすんだ色になる時でもYukariの場合はちゃんと赤くなる。ブッラボー。Yukariの方が少数派の色も大事にする感じがします。そこで腹違いの兄「Padie」との減色性能を比較するべく減色祭りを開催しました。元画像によるとは思いますが総合的にはやはりYukariの方が減色性能は良い気がします。
純粋な減色の性能以外でもYukariは進化しとります。減色時に強制的に追加する色を自由に設定できます。つまり、シイタケの赤がでないなーと思ったら赤を、履歴ボタンの黄色が出ないなーと思ったら黄色をそれぞれ追加しておけば、赤と黄色を含めて減色してくれるので思ったとおりの減色が可能です。含める色は、元画像をクリックして選択するので設定は楽勝。これはとってもいい。さらにリサイズにトリミングが出来るようになりました。特にリサイズが良い感じです。リサイズにも優秀なリサイズエンジンを持ってるらしくメッサ綺麗に仕上がる。
最後に減色のスピードについて書いておこうかと思います。Padieに比べYukariの方が体感では明らかに遅いので速度を計測してみました。1638×2092のPNGファイル(5.46MB)を256色に減色するまでの速度を計測。結果、Padieが27秒、Yukariが58秒でした。結構違いましたね。Yukariはなんか高度なことでもしてるのかな?でも追加で書いておかねばならない事があるんです。画像を読み込む速度なんですが、Padieが54秒、Yukariが2秒、わーい結局Yukariのが速いじゃー。Padieは読み込んでる時逝ったかと思いましたよ。タスクマネージャーでは応答なしとか言ってるし。まあ今回みたいなデカイ画像でなければ読み込み速度は気にならないので、小さい画像はPadieで減色する方が速いと思います。
とくにPNG形式の減色、減サイズに力の入ったソフトです。
(もちろんJPEG、GIF、BMPなど基本的な形式の保存もできますが、これらの具合は普通、です)
同ソフト内に含まれる「BlastPNG」を使うことでさらなる減サイズが行なえます。また、Pixiaのプラグインを引っ張ってくることも可能。
以前は某有名ソフトで同じ処理をしていましたが重いので削除。フリーでこれに代わるものを探していました。個人的には負けず劣らず。
アンチウイルスソフトavast!の場合ですが最初の起動で引っかかりますので、アイコンを右クリック→プログラム設定→例外の項目で、フルパスで登録すればOKです。
yukari本体のせいではないのですが、なぜかウィルススキャンソフトに引っ掛かることが多い。誤検知ですので引っかかっても驚かないでください。とはいえ検知されるとソフトが使えなくなるのは痛いところ。
ソフトの出来については文句なし。とても使いやすいし減色結果もものすごくきれいです。
ソフト自体の責任ではないのに変なところで減点せざるを得ないのは悲しいのですが、使えない人が多いはずなので4.5点とします。
他の減色ソフトじゃ駄目なんですよ…!
他でいいのがあってもビットマップしか保存取り込みできなかったり…
特にユーカリでは色を指定をして減色出来るからすばらしい!(^^)
画像圧縮、画像リサイズが凄いです。画像リサイズは四捨五入で10万円のソフトより綺麗に仕上がりました。画像圧縮は消えてほしくない色を指定できるのがいいですね。かなり色数を落としても綺麗に仕上がります。
自分が使った範囲では満足いく減色ができました。結構綺麗な仕上がりだと思います。それからちょっと気づいたことなんですが、Yukariで減色したあと一旦png形式でファイルに保存してIrfanViewで開いて上書きすると、なぜかサイズがより小さくなります。このコンビはすごいと思います。