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2010年11月の林檎の日記

林檎の日記 2010年11月 の日記

クリス・アンダーセン氏のFREEが糞な理由
http://d.hatena.ne.jp/kawango/20101124

この記事を読んでコンテンツはどうあるべきか、いや私にとってコンテンツはどうあって欲しいかを考えてみた。私も無料のコンテンツが有料のコンテンツを駆逐している世界なんて最悪だと思っています。ぞっとする。だってお金をかけた方がいいものが出来るに決まっているから。無論突出したアマチュアがプロをしのぐコンテンツを作ることはありますが、それはそれ。本業の片手間で作るコンテンツより、仕事として一日中かけて作るコンテンツの方がよいものが出来る確率も、コンテンツの量も多いに決まっている。だから私は、プロが作った質の高いコンテンツを相応のコストを支払って享受したい。ニコニコ、pixivなんかはプロへの登竜門的な位置づけにして、有名になった人はどんどんコンテンツを作ることを仕事として欲しい。

映像コンテンツを例にとると、お金を払って映像を「観る権利」を購入。コンテンツ自体はWEBの向こうのサーバーかなんかに置いておく。観たくなったらPC、テレビ、携帯端末を使ってストリーミングしつつ再生。映像は端末ごとに最適化された物が送られてくる。そんな状態こそがコピーも不可能だし理想的なんじゃないかと思う。でもなんだか味気ないなーとも思う。私は、「光ディスクメディアなんて消えてなくなれ。ビバ、ダウンロード」と普段から公言していますがDVDを買うという行為は決して嫌いじゃない。録画やレンタルなんかして視聴し「これはお金を払うに値する」と思ったらDVDを買うという事をよくやる。そして買ったDVDは殆ど観ない。この時の私の気分はパトロン。支持を伝えると共に次にもっといい作品を作ってもらうためにお金を渡す。その証明としてDVDをもらってるイメージ。私は「観る権利」じゃなくて「支持をした証拠」が欲しい。そんなパトロン欲を満たす仕組みもあるといいな。例えば+αの金額を払うと「観る権利」以外にDVDに付いてくる特典みたいのを送ってきたり、いっそのこと空のDVDケースだっていいんです。なにか手にとって触れる事の出来る物が欲しい。

メディア

2010-11-17 00:46:26はやぶさが残したこと

http://www.jaxa.jp/press/2010/11/20101116_hayabusa_j.html

オンライン、オフラインを含めそこここで語られているので今更私が語ることはないとは思うのですが、念のため触れておこうかな。宇宙科学研究所の探査機はやぶさが持ち帰った微粒子が小惑星イトカワ由来であると判明しました。はやぶさの残した記録に「月以外の天体の固体表面からのサンプルリターン」が追加されたというけです。もしサンプルリターンに失敗していたとしても伝説的なミッションだったのに、サンプルリターンに成功した事ではやぶさ伝説はより輝きを増しました。考え得る最高のエピローグ。はやぶさを実際に作り上げた方々、運行面ではやぶさを支え気合いで行って帰ってこさせた方々、それらにとどまらず、はやぶさのネジ一本を作った人でもいい、関係者を支えた家族でもいい、地球から3億kmかなたのはやぶさの無事を祈っていた人でもかまいません、すべてのなんらかの形ではやぶさに関わった人の気持ちが報われた事をうれしく思います。

さて、はやぶさの残したもっとも大きな功績は、小惑星からもサンプルリターンでも、たび重なるトラブルを克服したサバイバビリティでもなく、世間の目を宇宙に向けさせた事だと思います。新聞やニュースでの扱いも大きいし、はやぶさのカプセルの展示は押すな押すなの大盛況だったと聞きます。いいですね、この人気からはやぶさ2の話も出ています。これで宇宙開発の予算も出やすくなるってものです。...いやいやいや、そんな「現実的な事は言うな」って目をしないでください、とても大切な事です。日本でも世界でもそうですが、宇宙開発はまだまだひよっこの分野。日本では、H-IIAロケットを三菱重工に移管しましたが、衛星の受注は韓国からの一件のみ。しかもまだ打ち上げてないし。一人で立てるようになるまでは国が支えてやらないといけないのですよ。そういった面でもはやぶさの残した功績は大。

2010-11-14 18:31:38AppleTVが怖い

AppleTVの第二世代が日本でも発売になりました。テレビに接続するセットトップボックスで、ビデオオンデマンド(VOD)で映画をレンタル出来たり、PCに入っている音楽を再生出来たり、YouTubeやflickerが楽しめたりします。どの程度日本で販売が伸びるかは分かりませんが、Twitterやニュースサイトをみている限り結構AppleTVの関連の話をみかけますので話題となっている事は間違いない。私はこのAppleTVが怖い、怖くて仕方がない。


そもそもテレビにインターネットに繋がる的な機器を接続しようという試みは昔からありました。1996年のピピンアットマーク(ちなみにバンダイとアップルの共同開発)がそうだし、パソコンをテレビに接続しようというMSXはもっと昔からあった。でもその試みに数多の企業がチャレンジしては敗れ去っていきました。VODに限ってもPCも含めれば多くの企業がチャレンジしています。さっと思いつくだけでPS3のPlayStation Store、Xbox360のZuneビデオ、CATVのJ:COM オンデマンド、アクトビラ、PCのShowTimeと沢山ある。でもまだ誰も成功と呼べる域には達していません。


多くの屍をさらしてきたテレビ争奪戦。ゲーム機が唯一、一定の成果を納めることが出来たテレビ争奪戦。私はAppleなら勝ってしまうんじゃないかという恐怖があります。iPodの時のように、iPhoneの時のように、iPadの時のように。Appleならやりかねない。新しい分野に切り込んでいくのが本当に上手な会社ですから。そのブランド力とこだわりのあるApple的な製品でガンガン、シェアを刈り取っている様には恐怖を覚えます。Appleがテレビまで押さえたらパワーバランスが狂いますよ。Appleが時価総額でMSを抜いて2位になったらしいですから。ああ恐ろしい。
救いなのは、まだ映画のラインナップが弱そうなところ。これ多分iTunes Storeの映画レンタルとAppleTVの映画レンタルって一緒ですよね?iTunes Storeにある映画をパラパラ見ている限りまだまだ貧弱。これなら、他の会社が頑張ればなんとかな...あ!イヴの時間の映画版がある。これ観たい...でもAppleにお金を落とすわけには、、あああああああぁ

ピピンアットマーク

2010-11-02 01:02:37あなた目立ち過ぎよ3D

この前初めて3D映画を体験してきました。バイオハザードIVです。1も、2も、そして3も観たことがない真っ白のキャンパス状態で観てきた。ストーリーのつながりとかはちんぷんかんぷんなのですが、とりあえず端から端まで余すところなく馬鹿な映画だという事はわかった。あそこまで徹底して馬鹿だと清々しくて私は好きですよ。まあバイオの話はいいのです、3Dの話がしたい。予想以上に飛び出してましたね3D、こちらに物が飛んでくると反射的に避けてしまうほど。この3D、この世の春を謳歌している。液晶テレビ、レコーダー、Blu-rayなどなど3D対応製品が続々と発売されています。すべての映像コンテンツを3Dにしかねない勢い。でも、これでいいの?全部3Dにするような事をしていいの?

そもそもね、私の5年前ぐらいに買ったハイビジョンブラウン管テレビも3D対応ですよ。ポリゴンで作られたゲームのキャラクターは3次元的に見えるし、テレビに写るニュースキャスターの人だって立体的に認識出来ます。投影される面が二次元というだけで流れる映像はちゃんと三次元。と言うことはですよ、もうすべてのテレビが3D対応なわけです。なのに今更「3D対応」とか言われても。ではメーカーの言う「3D対応」とはなんなのか。私は「3D対応」=「飛び出す絵本対応」と考えます。ワクワクしますよね飛び出す絵本。巧妙に折りたたまれていて、お城が飛び出したり、恐竜を飛び出したり、中には水車が回り出す奴まであるらしいですよ。普通の絵本では得られなかった体験が得られます。しかし私はすべての絵本が飛び出して欲しいとは思いません。むしろ飛び出す事で絵本の魅力を損なう事が多いんじゃないでしょうか。飛び出す絵本は時々開いてみて動きを楽しむようなニッチな存在でいて欲しい。

飛び出す絵本

2010-11-01 04:38:29isweb

2010年10月31日をもって無料ホームページサービス isweb が終了しました。林檎の木からリンクしているサイトでもいくつかiswebのサイトを利用している方がいましたので先程リンクの張り替え作業を行いました。大体のサイトがすでに移転先を用意していたようなので一安心。移転先が見つからないサイトはVectorにリンクしときました。

また一つ日本におけるWEB黎明期を支えたサービスが無くなってしまうのは、寂しいかぎりです。2000年前後は無料ホームページサービスがWEBサイトの花形でした。isweb、Geocities、Tripod、Skipup、COOL ONLINEなどですね。個人情報発信をする時はこれらのサービスを利用して、テキストエディタで作成したHTMLを置くのが普通だった。まだブログは本格的に普及していませんでしたから。調べてみたら今あげた5つのうち現在も残っているのは、GeocitiesとCOOL ONLINEだけ、しかもCOOL ONLINEはinfoseekが運営しているようなので、iswebと同じ運命をたどる可能性も高い。これも時代の流れか。

私も林檎の木をiswebに載せたことこそありませんが、使った事はあります。確か大量にオンラインソフトソフト配布サイトへのリンクを張ったシンプルなリンク集みたいなサイトを作った。林檎の木と対照的に量で勝負するサイトにしようと思った。結局プロトタイプだけiswebに作って放置してた。とてもいいサーバーでした。大きめのバナー広告が上下に出てしまうという欠点を補って余りある速くて安定したサーバーでした。しかも無料ホームページサービスには珍しくCGIがOKでPerlやSSIが動作した。それがサクサク動くものですから軽く嫉妬したものです。今回のサービス終了で消滅するサイトは200万サイトにも及ぶらしい。名前もURLも忘れちゃったけど私のあのサイトもこの200万の中の一つなのか。

熱い個人サイトが一気にそして大量に消滅したわけですけど、これもすぐに忘れちゃうんだろうな。人間とは忘れやすい生き物ですから。今でこそ、GoolgeでヒットするからいいもののGoogleのインデクスから無くなればきっと忘れちゃう。それが悲しい。

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