「大事な話があるんだけど…あのさ……俺のためにマンガ見いや!」
え、あ、どうしようそんな突然。まだ心の準備が…。でも私、強引な人と方言に弱いの
「見ます、あなたのためにマンガ見ます」
あ、もしかして「マンガ見いや」じゃ無くて、「漫画見屋」が由来だった?マジで?マンマミーヤ(イタリア語でなんてこったの意)
要は、漫画ビューアです。普通のビューアとしても使えます的な逃げ道は用意してませんよ。徹底的に漫画ビューアです。
愚直なまでに漫画ビューア。2ページ同時表示はもちろん、自動ページめくり機能、しおり機能など漫画を読むのが便利になりそうな機能が満載。
キーボード、マウスの操作のフルカスタマイズ可能だし、マウスジェスチャーもあるしで操作面は無敵。
もう色々ありすぎて半分ぐらいの機能が何する物だかよくわかりません。凄い。
そのうちのさらに半分の機能は、生涯使わなそう。うほーい。私自動ページめくり機能とか絶対使いません。
コマが多いページだとお前めくるの早すぎだよと思って、逆に見開きでドーンと使っているようなページだとお前遅過ぎだよ、とか思った。
友達が見てるジャンプを後ろから覗き見してるのに似てます。友達がめくるの遅すぎてイライラて「早くめくれよ」とか言ってたら怒られました。
まあ、使う機能、使わない機能なんて個人差があるわけで、まあいいんですよ。使わない機能は無視しておけば。
ただ、マンガミーヤは使わない機能への遭遇率が若干高い気がする。そのせいなのか、インターフェースのゴチャゴチャ感がキツイ。
個人的にどうでもいい機能に埋もれて目的の機能・設定にたどり着けない。非常に歯がゆいです。
このインターフェースに切れそうになった人は、機能をざっくり削ったマンガミーヤ軽量版を使った方がいいかも。こっちの方がすっきりしてていい。
個人的にど真ん中だった機能がページエフェクト。ページをめくる感じをアニメーションしてさらに「ペラ」って音まで追加してくれる機能です。
お尻に消しゴム付きの鉛筆しか認めないとうな超合理的人間の方には、「これこそ懐古趣味であって不要な機能の代表格である」と論じるかもしれません。
でも、いいじゃない。無駄でもいいじゃない。それでもいいじゃない。人は急には変われないんですよ。紙の感覚を忘れられないんですよ。
昔、大学の教授か何かの講演で面白い話を聞いたので紹介します。人は急激には、新しい事を受け入れられないみたいな事を布団たたきを使って説明してました。
布団たたきは、最初は籐で出来てるこんな感じの奴でした。その後、プラスチックが登場しプラスチック製の布団たたきが登場します。
しかし、それはこんな奴。人間はつい籐製の布団たたきを模した形で作ってしまうんです。
素材がプラスチックなのであの形である必要はないし、まして紐で結んである感じにする必要はまったくありません。
その後やっとのことで「別にこの形でなくてもいいんじゃね?」と気付きこんな攻撃的な形の布団たたきを作れるんです。
これはもう人間のサガですね。新しいことへ切り替わる時に起こる儀式みたいなものです。長い目で見てやってください。